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これから始める商品先物取引入門

 
輸入業者が大豆を輸入する場合(売りヘッジ)
 
   
Sさんは輸入業者の買い付け担当者です。米国産の大豆が豊作だったことで、大豆の現物価格は非常に安く推移しています。
大豆を買い付けて船で輸入する契約をアメリカの業者と結びました。実際に船が日本に着くまで約1ヶ月あります。
 
Sさんは上司に聞かれました。 Sさんは先物市場で大豆を売り付けました。
 
2週間後、アメリカのM社は衝撃的な発表をしました。 この結果、大豆は大暴落しました。Sさんの見込みは外れました。でも…
 
そうです。Sさんは先物市場で売り契約をしていたのです。現物の輸入買付では見込みより価格が下がった分、損になりますが、先物市場での売りを買い戻すことにより相殺されるのです。このように、現物を扱う業者が売り予約をしておくことを「りヘッジ」といいます。 逆にSさんの当初思っていた通り、大豆の価格が上昇すると、先物市場では損失となりますが、現物の輸入買付でそれだけ利益を上げられることとなり、相殺されます。つまり、先物市場を上手に使うことで価格変動に伴うリスクを軽減することができるのです。
 
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