| 東京貴金属現物週報 [月曜日更新] | 2000年 3月 27日 17時 30分現在 |
2000年 3月 27日付
◎国内金、もみ合いに推移か=ドル建て相場は頭思い展開―東京金現物週報
今週(27―31日)の金のドル建て相場は、レンジ内の値動きか。ニュー
ヨーク相場は、21日に英国による1999年度の保有金売却(125トンを
5回に分散)が終了し、新規材料待ちのムードを強めている。先週後半は、フ
ァンド筋の手じまい売りに押され、中心限月の4月きりは下値抵抗線とされる
285ドルを割り込む場面もあったが、下値は実需筋の買いに支えられ、28
5ドル台に戻して越週した。市場関係者は「下値はそこそこ堅いものの、中銀
による保有金売却計画が地合いを圧迫している上、堅調な米国株式などに資金
が流れ、しばらくは頭重い展開を強いられよう」(ディーラー)とみていた。
予想レンジは282―292ドル。
一方、先週の国内金相場は、ドル建て相場の下落と為替の円安が打ち消し合
い、大手地金商の店頭小売価格は1グラム当たり1024―1039円と小動
きで推移した。今週は、為替相場が米国株式の上昇傾向などを背景にドルが堅
調に推移しそうだが、日本の景気回復観測もあって、一方的な円売りも考えに
くい。ドル建て金、為替とも引き続きレンジ取引が予想されることから、国内
金はもみ合いで推移しそうだ。為替が1ドル=105―108円の範囲内なら
ば、国内金は1001―1063円での値動きとなろう。(了)